【実行委員について】
日本にアーユルヴェーダを、日本の文化に寄り添う形で広めて行きたい
始まりは日本アーユルヴェーダスクールの副校長 及川史歩先生の発案により、クラスの枠を超えてスクール生全体で、アーユルヴェーダに関する研究をしよう!というワクワクする取り組みからスタートしました。一貫したテーマは、私たちが住む日本でアーユルヴェーダを活かしていくために日本語に翻訳された叡知を広めていく!というもの。
最初の研究テーマは「日本の野菜をアーユルヴェーダ的に解釈し薬効を研究する」こと。
その成果物として
「アーユルヴェーダを毎日の食卓に」
〜きんぺらごぼうは理想的なアーユルヴェーダメニューだった!〜
という1冊の本にまとめることができました。
野菜の特徴から、その薬効を活かした調理法を用いて家庭に取り入れて頂きやすいヒントを散りばめたレシピ本が完成。
その時に一緒に研究させて頂いた仲間とは、今でも熱くアーユルヴェーダについて語ることのできる大切な仲間となり、今までにない、その様な機会を与えてくださった及川先生に心から感謝しております。
次に、取り組んだのはみなさんに取り入れて頂きやすいお馴染みの「白湯」。
古典に書かれた白湯の効能を本当にその効果があるのか?
古典にはドーシャ別に白湯の作り方、飲むタイミングが記載されておりましたのでまずはカパから、その後ヴァータ、ピッタとアンケートを用いてその効果を研究していきました。
こちらも「白湯の処方箋」とうい1冊の本にまとめることができまして、お水を温めるだけで作れる白湯が日常のちょっとした不調を助けてくれることをわかりやすく発信することができました。
今年は新たなメンバーも迎え、暖かいお湯で行うガンドゥシャの研究を行い、こちらは古典でのガンドゥシャの記載や効能について、ハタイクリニックのアーユルヴェーダ担当でいらっしゃり、恩師・小峰博生先生にアドバイスを頂きながら、アンケート調査データをもとに、その効果をまとめました。今後、この研究成果についても、何かの形でまとめて行きたいと考えています。
そんな日本アーユルヴェーダスクールに集う仲間たちが今年も企画しましたアーユルヴェーダフェスティバル!今年で2回目となりました。日本人による、日本人のための有益で楽しいアーユルヴェーダを広めるべく、日本アーユルヴェーダスクールの卒業生、在校生が集まりました。
クリシュナ校長は「日本人であるあなたたちが、あなた達の感性でアーユルヴェーダを広めて行ってください」と私たちの背中を押してくださいます。
私たちはアーユルヴェーダの“小さな種まき”を続けていきます!
白湯研究の発表
お湯ガンドゥーシャ会議中
2017年7月8日福岡
アーユルヴェーダ学会にて発表前の最終確認